語り合い「生命と工学」

生命を「機械」として捉えてその機能を工学や医療に活かそうとする研究が活発化する一方で,生命と人との関わり合いを大切にしようとする科学のあり方にも、多くの関心が寄せられています.両者の立場は一見対極にあるようでいて,各論では同じ課題や悩みをかかえています.今回は,生命の機能、形、構造などに対する具体的なアプローチを議論の対象として,生命にかかわるこれらの知識をどのように理解し,科学・工学は何を目指すのか,などについて,円座で語り合いたいと思います.

開催概要

主催: 日本材料学会 生体・医療材料部門
共催: 21世紀COEプログラム「動的機能機械システムの数理モデルと設計論」
日本機械学会バイオエンジニアリング部門・生物機械システム研究会
日時: 2005年03月28日(月) 13:00〜16:30
場所: JT生命誌研究館一階ミィーテングルーム
申込: 準備の都合上,3月24日(木)までに必着のこと(末尾の参加申込書式をご参照の上,E-mailまたはFAXにてご返信下さい).
申込先: 日本材料学会 生体・医療材料部門委員会事務局
E-mail: biomed.mail.doshisha.ac.jp,FAX: 0774-65-6825
参加費: 無料(「語り合い」終了後に館内にて簡単な懇親会を行います.JT生命誌研究館以外からの参加者:懇親会費 3,000円)

プログラム

1) 開会の挨拶 (13:00〜)
同志社大学 工学研究科 井上 望 氏
2) 語り合い 「生命と工学」 (13:05〜16:20)
コメンテーター: 中村 桂子 氏
進行: 富田 直秀 氏
話題提供1 「機能とは何か」
京都大学 国際融合創造センター 富田 直秀 氏
話題提供2 「材料として見た骨」〔案〕
新潟大学 工学研究科 田邊 裕治 氏
話題提供3 「形とは何か」
JT生命誌研究館・大阪大学理学研究科 橋本 主税 氏
話題提供4 「多様性と『適当』」
京都大学 工学研究科 山本 浩司 氏

※ 話題提供は15分程度とし,「語り合い」の進行にしたがって必要に応じて具体的なデータを追加していただく形式とします.また話題の進行上,話題提供者のデータ提示の順番が適宜前後する場合も生じると思いますので,ご了承下さい.

コーディネーター: 坂本 信(新潟大学)
富田直秀(京都大学)

参加申込書式

日本材料学会 生体・医療材料部門委員会事務局宛

E-mail: biomed@mail.doshisha.ac.jp
( FAX: 0774-65-6825 )

語り合い「生命と工学」 に参加します.
(懇親会への参加・不参加も,必ず明記して下さい).

所  属:
郵便番号:
住  所:
氏  名(ふりがな):
TEL,FAX,E-mail:

京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 マイクロエンジニアリング専攻 航空宇宙工学専攻
情報学研究科 複雑系科学専攻
京都大学 国際融合創造センター
拠点リーダー 土屋和雄(工学研究科・航空宇宙工学専攻)
本拠点に関するお問合せは 拠点事務局 まで