日時: |
2005年04月23日(土) 13:00〜15:15 |
場所: |
(株)デンソー社員クラブ「Dスクエア」
〒448-0842 愛知県刈谷市中山町 2-38
TEL: 0566-62-0556 |
講演者: |
京都大学機械理工学専攻(元精密工学専攻)教授 松原 厚 |
講演題目: |
「機械加工における計測と制御―熟練技術への挑戦−」 |
講演要旨: |
NC 工作機械の性能は年々向上し、送り軸と主軸のモーション制御、切削油剤や機体の温度制御、ワーク・工具寸法計測と補正技術等が加工技術の高度化に寄与してきた。一方、工具と工作物の干渉によって生じる切削、研剤加工プロセス自体の計測と制御については、古くから適応制御や学習制御等の基礎的研究が行われてきた。近年、制御器の性能向上とオープン化に伴い、加工プロセスの計測制御技術を用いた工作機械の知能化の研究開発が進んでいる。これらの研究開発は加工機を CAD・CAM とシームレスに統合することで、熟練者に頼らない新しい機械加工システムを構築しようという大きな流れを過去〜最新の研究・開発成果を交えて紹介し、熟練技術者にできて加工機にできないこととは何か?ついて議論する。 |
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