The 21st Century COE Program | ||
Center of Excellence for Research and Education on Complex Functional Mechanical Systems |
日時: | 2005年11月29日(火) 13:30-15:30 |
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場所: | 京都大学 工学部物理系校舎 2階 211会議室 |
講演者: | 岡澤 重信 助教授 (広島大学大学院工学研究科 社会環境システム専攻) |
講演題目: | オイラー型解法による大変形固体解析 |
講演要旨: | 固体解析においては,計算メッシュが物質の変形と共に移動するラグランジェ型解法での有限要素法が一般に採用されてきた.ラグランジェ型解法を採用することによって,弾塑性材料に代表されるような経路依存性を容易に扱うことができ,境界面を明確にさせるという要請にも応えることができる.しかしながらラグランジェ型解法では,物体の変形が極めて大きくなると計算メッシュの健全性が損なわれて計算不能となることや,新たな自由境界面が生成する破断などのいわゆるトポロジーの変化に対応できないなどの問題点がある.今回はこれらの問題点を解決するために,ラグランジェ型解法とはまったく逆の立場であるオイラー型解法によって計算メッシュを空間に固定したまま固体の大変形解析を実施するための方法を紹介するとともに,いくつかの計算例題を示してオイラー型解法の有用性を検討する. |
京都大学大学院 | 工学研究科 | 機械理工学専攻 | マイクロエンジニアリング専攻 | 航空宇宙工学専攻 |
情報学研究科 | 複雑系科学専攻 | |||
京都大学 | 国際融合創造センター | |||
拠点リーダー | 土屋和雄(工学研究科・航空宇宙工学専攻) |