日時: |
2005年01月29日(土) 13:30〜15:30 |
場所: |
学士会館 2階 202号室 【MAP】 |
東京都千代田区神田錦町 3-28 |
TEL: 03-3292-5931 |
地下鉄 都営三田線 都営新宿線 東京メトロ半蔵門線 神保町駅(A9 出口) 徒歩 30秒 |
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講演者: |
東京大学 大学院情報学環 教授 池内 克史(S48 京大機械卒)
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講演題目: |
「動」と「静」の解析 − 文化遺産の3次元デジタルアーカイブ − |
講演要旨: |
文化遺産のデジタルアーカイブは、保存、教育、振興といった面で有用な技術分野である。本講演では、我々のグループで行っている有形・無形文化財のデジタル化技術について概説する。まず、「大仏」や「能面」といった有形文化財の形状をどのようにモデル化するか、色や艶といった見えをどのように再現するか、得られた文化財のデジタルモデルをどのように違和感なく背景にうめこむかなどの「静」的解析について考える。また、「日本舞踊」などの無形文化財などの動きを観察し、それのCGやロボットによる再現といった「動」的解析 についても説明する。最後にこれらの要素技術を利用して生成された「World Buddha Library」などのデジタルコンテンツも紹介する。 |